sky Classroom

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このブログは北九州市にある英会話教室“New World English”での会話やイベント内容の記録です。トピックスは日本と西洋文化の違いについて考えると同時に、海外旅行のための英語学習や北九州でのライフスタイルなど多岐にわたる内容となっています。

Monday, May 15, 2017


英会話教室New World Englishでは、毎週生徒さん達に英語の問題を出しています。今週の問題は、Intelligent と CleverWise の違いは何か、という問題です。生徒さん達にこの質問をしたのは、英語を学習している方はよくこれらの意味を混同してしまうからです。これらの単語の定義をする前に、違いが分かりやすいようにいくつか例を挙げてみたいと思います。

Intelligentは、「大学教授」や「アルベルト・アインシュタイン」など難しい数学や科学的な式を解くような人を表す形容詞です。
Cleverは、すばやくて面白い反応をするコメディアンや、警察の裏をかくことができる犯罪者、キャンディーを手に入れるためにテーブルを登ることを考え付いた子供、近所のゴミ箱を開けてしまうカラスなどを表す形容詞です。

Wiseは、長年の経験からの良いアドバイスができる老人や、人生における深い悟りを開いたお釈迦さまなどを表す形容詞です。
このように、これらの単語のそれぞれが違った意味を持っていますので、混同しないようにしないといけません。

Intelligentは、理論的・概念的・論理的に問題を理解・解決する力をもった人を表す単語で、言い換えると推理するのが上手です。A wise person は、生活の中で優れた知恵を持っている人で、a clever person は、瞬時に物事を考えることができたり、独創性を持った人をいいます。

しかし、Cleverを間違って使ってしまった場合は誰かを不快にしてしまう可能性があります。例えば、先週生徒さんから、「My boss is very clever because he has successfully worked on many engineering projects.」という話をききました。上司がcleverなのはどうしてだろうと思う人もいるかもしれません。なぜなら、cleverという単語はずるがしこいという意味もあるからです。この場合は、工学的・数学的・科学的な分野で働いていることからintelligentを使うのが良い選択だと思います。こういった問題を扱うには知能が必要とされます。

もし、表現しようとする人がIntelligent, Clever Wiseなのかよく分からない時は、smartを使うと良いです。ただ、smartという単語はとても一般的であってどういう風にsmartであるのかということを説明することに欠けています。なので、Intelligent, Clever Wiseの単語はその人がどのようにsmartなのかということを表します。もし、これを読んで質問や、説明がよく分からないことがあれば、コメントに書いてください。質問にお答えしたいと思います。