英会話教室New World Englishでは、毎週生徒さん達に英語の問題を出しています。今週の問題は、Intelligent と Clever、Wise の違いは何か、という問題です。生徒さん達にこの質問をしたのは、英語を学習している方はよくこれらの意味を混同してしまうからです。これらの単語の定義をする前に、違いが分かりやすいようにいくつか例を挙げてみたいと思います。
Intelligentは、「大学教授」や「アルベルト・アインシュタイン」など難しい数学や科学的な式を解くような人を表す形容詞です。
Cleverは、すばやくて面白い反応をするコメディアンや、警察の裏をかくことができる犯罪者、キャンディーを手に入れるためにテーブルを登ることを考え付いた子供、近所のゴミ箱を開けてしまうカラスなどを表す形容詞です。
Wiseは、長年の経験からの良いアドバイスができる老人や、人生における深い悟りを開いたお釈迦さまなどを表す形容詞です。
このように、これらの単語のそれぞれが違った意味を持っていますので、混同しないようにしないといけません。
しかし、Cleverを間違って使ってしまった場合は誰かを不快にしてしまう可能性があります。例えば、先週生徒さんから、「My
boss is very clever because he has successfully worked on many engineering projects.」という話をききました。上司がcleverなのはどうしてだろうと思う人もいるかもしれません。なぜなら、cleverという単語はずるがしこいという意味もあるからです。この場合は、工学的・数学的・科学的な分野で働いていることからintelligentを使うのが良い選択だと思います。こういった問題を扱うには知能が必要とされます。
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